赤ちゃんと一緒に初めて乗る新幹線は、楽しみだけど心配な事だらけですよね。
何かコツがあるなら、事前に知っておきたいな。
私は長野県在住で、都内まで出るために北陸新幹線を利用する事が度々あります。
現在11か月になる息子と2人だけで利用した事も数回ありますが、初めて利用する時は
「授乳はどこですればいいんだろう?」
「赤ちゃんがぐずって周りの人に迷惑をかけてしまったらどうしよう…。」
など、色々とお世話が必要な赤ちゃんを連れて乗車するのがとても不安でした。
しかしあるポイントを押さえていけば、困ることなく快適に利用できることがわかったんです。
今回は赤ちゃん連れで北陸新幹線に乗るときのコツについて、私の体験談を交えながらお話ししていきますね♪
最大のコツは座席の予約にあり!
赤ちゃんと一緒に新幹線を利用する場合、予定が決まったらなるべく早く座席を予約しましょう。
事前にどの席を予約するかによって、当日快適に過ごせるかどうかが決まってくるんですよ。
どの車両のどの席を選べばよいのか、座席選びのポイントについてお話していきますね。
自由席ではなく指定席を予約しよう
新幹線には自由席と指定席がありますが、指定席を予約するのがおすすめ。
「早めに並んでいれば座れるよね。」
という考えは大人だけで行動するときならアリですが、自由席を予約するのは赤ちゃんと一緒の場合にはおすすめできません。
自由席は、基本的に席を確保するためにホームで並びますよね。
赤ちゃんを連れて荷物を持ち並ぶのはとても大変ですし、そして万が一、自由席が全て埋まってしまって座れなかったら最悪な事態となってしまいます。
席が空くのを車内で待つか、到着までデッキで過ごさなければならないかもしれません。
大人だけならまだしも、赤ちゃん連れでそんな事態は避けたいですよね。
北陸新幹線では指定席と自由席の差額は530円です。
とてつもない価格差があるわけではないので、赤ちゃんと快適に過ごすためにもぜひ指定席をとりましょう!
指定席なら座席の心配をする必要がないので、時間にも気持ちにも余裕ができますよ。
座席選びのポイントとは
新幹線には、赤ちゃん連れで利用するのにおすすめな座席があるんですよ。
私がいつも必須の条件にしているポイントがこの2つ。
- 通路側の席
- 車両の最前列か最後列
赤ちゃんと2人だけで新幹線に乗る時は、お世話のたびに座席を立ちやすい通路側が便利です。
パパとママと赤ちゃんの3人で乗車するなら、3列ではなく2列側の席を選ぶと隣の人に気を使わずに済みますよ。
また、ベビーカーを持っていくならば、最前列や最後列の席がおすすめ。
最前列は足元のスペースが広くなっていますし、最後列のシートと壁の間にも荷物が置けるスペースがあるので、ベビーカーはそこに畳んで置いておくことができますよ。
一番前や一番後ろの席は、赤ちゃんが泣いてもすぐにデッキに移動できるのも嬉しいポイントなんです♪
北陸新幹線だと7号車が最適!
座席選びのポイントはわかったけど、どの車両がいいのかな?
グリーン車のほうがゆったりしていて良さそうだけど…
シートの広いグリーン車や「新幹線のファーストクラス」とも称されるグランクラスよりも、実はもっと赤ちゃん連れに打ってつけな車両があるんです。
それは、ずばり7号車。
北陸新幹線の7号車には
- 授乳にも使える多目的室
- オムツ替えがしやすい多機能トイレ
- 他の車両よりも広いデッキ
(各設備の詳細については後ほどお話ししますね♪)
私が初めて息子と新幹線に乗ったとき10号車を予約したのですが、実際乗ってみると7号車に行くために息子を抱っこしながら移動するのは大変でした。
7号車の最前列と最後列の座席となると、赤ちゃん連れファミリーに人気の座席。
争奪戦になること必至なので、予定が決まったらすぐに予約しましょう!
もし7号車が空いてない場合には、隣接した6・8号車でも大丈夫ですよ。
ちなみに6号車は乗務員室があるので、何か心配なことがあったときも車掌さんに声をかけやすいため安心です。
お昼寝の時間に合わせて予約するのがおすすめ
「車内で赤ちゃんがぐずったり騒いでしまったらどうしよう。」と心配になりますよね。
事前にできる対策の一つとして、乗車時間をお昼寝の時間に合わせて予約するのもおすすめです。
赤ちゃんが寝てくれると移動時間がかなり楽になりますよ。
お昼寝の時間帯であれば通勤ラッシュを避けることができますし、比較的座席が空いていることが多く、いい事づくめなんです♪
私も毎回、息子のお昼寝のタイミングに合わせて予約しています。
息子が眠りにつく時間帯の少し前に発車する新幹線を予約。
乗車後にオムツ替えや授乳など一通りお世話をし、抱っこ紐に入れると寝てくれることが多いです!
お世話のために席を離れることが多いですが、息子が寝てくれると一安心。
到着まで座って過ごせるので、初めての時は指定席をとっておいて良かったと心から思いました。
新幹線内でこんな時どうする?
初めて赤ちゃんと新幹線に乗る際に困りやすいのは、授乳やオムツ替え、そして赤ちゃんがぐずった時ですよね。
そんな時に頼りになるのが、どの新幹線にも備わっている多目的室などの設備。
ベビー専用ではないものの、赤ちゃんを連れて乗車する時の強い味方なんです!
上手に活用しながら車内で快適に過ごしましょう♪
授乳は多目的室を利用しよう
新幹線の各列車には多目的室が設置されており、北陸新幹線では7号車にあります。
多目的室は体の不自由な方や体調の悪くなった方が利用できるスペースで、空いている時は授乳にも利用することができるんです。
通常は鍵がかけられており自由に利用することはできないので、使用したい場合は車掌さんに声をかけると開錠してくれますよ。
扉を開くと簡易ベッドにもなる座席があり、広げてベッドにすれば大人が寝てもゆったり出来るくらいの広さがあります。
個室なので、周りを気にせず親子でリラックスすることが出来ましたよ。
オムツ替えは多機能トイレが便利!
北陸新幹線では奇数号車にトイレがあり、どの号車のトイレにもオムツ交換台は設置されていますよ。
通常のトイレでもオムツ替えできますが、スぺースはかなり狭いです。
しかもオムツ交換台が便座の後ろの壁についていて、足元に余裕がなくとてもやりづらいんです。
揺れる車内ですし、できることならゆったりと替えたいですよね。
そんな時は7号車にある多機能トイレなら広々としていてオムツ替えもしやすいですよ。
多機能トイレがあるのは7号車とグリーン車の11号車のみ。
12両編成のうち2か所しかありませんが、7号車の座席を予約していれば安心です♪
赤ちゃんがぐずったときはデッキへ
お昼寝の時間に合わせて新幹線に乗車しても、環境の違いなどから赤ちゃんがお昼寝をしてくれない場合もあります。
うちの息子も眠いのになかなか眠れず、ぐずってしまうことがありました。
赤ちゃんがぐずぐずし始めて、本格的に泣き出してしまったらすぐデッキに出ましょう。
車内で泣くと焦ってしまいますが、デッキなら泣いても気にする必要はないので大丈夫!
泣いてる赤ちゃんをあやすとき、私は抱っこしながら歩く距離が必要なので、7号車の広いデッキが嬉しいポイントなんです。
他の車両のデッキは数歩で終わってしまいますし、他の乗客とすれ違うと気まずくなってしまうくらいなんですが、7号車のデッキは広々!
たくさん歩けます(笑)。
うちの息子も広いデッキで気分が変わるためか、ここでしばらくゆっくり歩いていると泣き止み、そのまま寝てくれるのでとても助かりました。
赤ちゃんと2人で乗る場合は、貴重品を入れる小さめのバッグがあると大きい荷物を持って出なくて良いので便利ですよ♪
まとめ
- 指定席を事前に予約しておこう
- 座席を立ちやすい通路側の席が便利
- 最前列か最後列の座席はベビーカーを置けるスペースがありデッキにも出やすい
- 7号車は赤ちゃん連れに嬉しい設備が揃っていておすすめ
- 乗車時間はお昼寝の時間帯に合わせて予約!赤ちゃんが寝てくれると楽になる♪
- 授乳は多目的室でできる
- オムツ替えは多機能トイレが使いやすい
- 赤ちゃんが泣いたらデッキへ!7号車はデッキが広くて◎
新幹線は他の交通手段とは違い、赤ちゃんのお世話のために車内をある程度自由に移動できることが強み。
私はバスや飛行機なども赤ちゃん連れで利用したことがありますが、新幹線では赤ちゃんが泣いたときに立ってあやすことができるのが本当に有難いですし、比較的ワンオペでもこなしやすい移動手段だと感じています。
新幹線内で快適に過ごすためには座席の位置が重要になってくるので、予定が決まったらすぐに座席を予約しましょう!
予約の際は、今回お話ししたポイントをぜひ参考にしてみてくださいね。
あなたと赤ちゃんとの新幹線の旅が、楽しく素敵なものになるよう祈っています♪
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